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疲れたとき、なんとなく手に取る「チオビタドリンク」
でも実際のところ、「どんな成分が入っているの?」「本当に効果あるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、現役ドラッグストア店員であり医薬品登録販売者の視点から、チオビタドリンクの効能・効果/用法・用量、成分などを詳しく解説します。
チオビタドリンクってどんな栄養ドリンク?
チオビタドリンクは大鵬薬品が製造・販売している日本を代表する栄養ドリンクです。
発売は1964年からで、60年以上にわたり多くの人に愛されてきたロングセラー商品となっています。
リポビタンDと同様にドラッグストアでは定番中の定番で、「愛情一本」をキャッチコピーに、私たちの身体の疲労の回復や予防を手助けしてくれます。価格帯も手頃で、気軽に手に取れるのも魅力のひとつです。
結論サクッと
チオビタドリンクは指定医薬部外品の100mLの栄養ドリンクです。タウリンやビタミンB群、イノシトール、カルニチン塩化物、無水カフェインなどが含まれています。
疲労の回復や予防、体力/身体抵抗力/集中力の維持・改善、病中病後の体力低下時や妊娠授乳期/産前産後などの栄養補給までカバーする効果・効能があります。
メーカー希望価格(税込)は1本185円とお手頃な価格設定です。
カロリーは1本あたり70kcalと類似商品と比較しても大差はありません。
味は飲みやすいミックスフルーツ風味です。
用法・用量:成人(15歳以上)で、1日1回1本(100mL)/15歳未満は服用不可
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成分(100mL中)とかんたん解説
成分 | 含有量 | かんたんメモ |
---|---|---|
タウリン | 1000mg | アミノ酸の一種。エネルギー産生に関与 |
イノシトール | 50mg | ビタミン様物質。体内の代謝に関与。 |
ニコチン酸アミド | 20mg | ビタミンB3の一種。エネルギー代謝の補酵素として働く。 |
チアミン硝化物(ビタミンB1) | 5mg | 糖質をエネルギーに変える働きを助ける。 |
リボフラビンリン酸エステルNa(ビタミンB2) | 5mg | 三大栄養素の代謝を助ける。 |
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) | 5mg | たんぱく質代謝に関与。 |
カルニチン塩化物 | 100mg | 脂肪酸をミトコンドリア内へ運ぶ役割を担う成分。 |
無水カフェイン | 50mg | 中枢神経に作用する成分。就寝前の服用は控えるのが無難。 |
※本欄は各成分の一般的な説明です。本品としての効能効果の保証ではありません。効能・効果/用法・用量は公式情報をご確認ください。
尿が黄色くなることがありますが、これはビタミンB2による一時的なものです。

軽い疲れの予防・回復を意識した成分配合となっています。
カフェインが含まれているので就寝前の摂取には注意が必要です。
気になるお値段は?
メーカー希望価格は1本(100mL)あたり税込み185円とお手頃価格となっています。
※2025年9月時点



日常的に栄養ドリンクを服用される方にはありがたい価格設定ですね。
こんな人におすすめ
チオビタドリンクは以下の項目に当てはまる方におすすめです。
日常の疲労回復・予防、集中力の維持をしたい人(仕事前・昼休みなど)
栄養不良が原因と思われる不調(疲れやすい/だるい/肌荒れ など)への栄養補給をしたい人
虚弱体質・病中病後・発熱時・食欲不振時などの栄養補給が必要な人
以下の項目に当てはまる方は注意が必要です。
・15歳未満(服用不可)
・妊娠・授乳中、妊娠予定の人
“効能上は栄養補給対象に含まれる”ものの、総カフェイン量に注意
(目安:妊婦・授乳婦の1日上限200mg/一般成人は400mg)
不安があれば医師・薬剤師へ相談をお願いします。
・就寝前(禁止はされていないがカフェイン50mgを含むため、睡眠に影響しやすい)
・カフェイン摂取が多い日や、持病・服薬中でカフェインに注意が必要な人
参考:農林水産省 カフェインの過剰摂取について



日常的に栄養ドリンクを飲みたい方や、ちょっとした栄養補給をしたい方におすすめです!
ただし用法・用量は必ず守ってください。
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類似商品と比較
栄養ドリンクの基本のようなチオビタドリンクだからこそ他の栄養ドリンクとの違いが気になりますよね。
ここではチオビタドリンクと類似商品の比較を価格と配合成分の違いに注目して解説していきます!
リポビタンD
リポビタンDは、大正製薬が製造・販売する指定医薬部外品の栄養ドリンクです。
チオビタドリンクと同じで栄養ドリンクの基本といったイメージがありますね。
価格
メーカー希望価格で比較すると、チオビタドリンクが1本(100mL)あたり185円なのに対し、リポビタンDは
1本(100mL)あたり180円と、リポビタンDの方が5円安い価格設定となっています。
配合成分の違い
チオビタドリンクにはリポビタンDに含まれていない「カルニチン塩化物」が100mg含まれています。
ただし効能・効果(効能書き)はリポビタンDとチオビタドリンクは同じで、体感差は個人差の範囲と考えるのが無難です。
選び方
脂質代謝を少し意識してみたい → チオビタドリンク
少しでも安い方がいい



たった5円の差でカルニチン塩化物が配合されるので、
私はチオビタドリンクをいつも選んでしまいます。
より詳しく知りたい方は以下の記事をチェック!




アリナミンV
アリナミンVはアリナミン製薬が製造・販売する指定医薬部外品の栄養ドリンクです。
パッケージに大きく書かれた大きなVが印象的な商品です。
価格
メーカー希望価格で比較すると、チオビタドリンクが1本(100mL)あたり185円なのに対し、アリナミンVは1本(50mL)あたり308円(100mLあたり608円)と、チオビタドリンクの方が低価格です。
配合成分の違い
アリナミンVにはチオビタドリンクに含まれている「タウリン」が配合されていない代わりに、ビタミンB1誘導体の「フルスチルアミン塩酸塩」と「L-アスパラギン酸ナトリウム水和物」が配合されています。



ちなみにビタミンB1よりもビタミンB1誘導体の方が身体に吸収されやすいです。※メーカー情報
選び方
とにかく安い方がいい
タウリンを摂取したいチオビタドリンク
二日酔いに伴う食欲の低下・だるさを改善したい
ビタミンB1誘導体を摂取したい



よくわからなかったら安価なチオビタドリンクがおすすめです。
より詳しく知りたい方は以下の記事をチェック!


まとめ
効能・効果:疲労回復・予防、体力/身体抵抗力/集中力の維持・改善 ほか。
成分:タウリン1000mg+B群+イノシトール+カルニチン100mg+カフェイン50mg
飲み方:成人1日1回1本(100mL)/15歳未満不可。
メーカー希望価格:1本あたり185円